大萩眞一税理士事務所

コラム

Column

確定申告における還付金とは?


確定申告における「還付金」とは、何のことを表しているかご存知ですか?
還付金を知らない方は、損をしている可能性があります。
そこで今回は、確定申告における還付金について解説していきます。

▼確定申告における還付金とは
個人事業主の場合は、自分で所得を計算したうえで納税額を算出して納税します。
そのため、申告内容を間違えなければ納税額が多かったり少なかったりすることはありません。
しかし、会社員などで源泉徴収されている場合、本来より多く所得税を納めている場合があります。
そこで、本来の税額より実際に支払った税額が多い場合に、その差額分が戻ってくる仕組みになっています。
この払い戻しされたお金を「還付金」と言います。

▼還付金を受けるには?
還付金を受けるには、確定申告が必要です。
還付申告書に必要事項を記入し、税務署に提出することで還付金を受けることができます。
所得税の確定申告は2月16日~3月15日までですが、還付申告はこの期間以外でも申告することができます。
申告期間は、該当する年の次の年1月1日から5年間です。

■還付金が入金される時期
還付申告をして還付金が入金されるまでの期間は、1ヶ月~1ヶ月半ほどです。
もしこの期間を過ぎても還付金が入金されていない場合は、税務署に確認してみましょう。

▼まとめ
確定申告における還付金とは、本来の税額より実際に支払った税額が多い場合に戻ってくるお金のことです。
還付金を受けるには確定申告が必要なので、忘れず行いましょう。
確定申告や還付金に関してわからないことがあれば、気軽に当事務所にご相談ください。