大萩眞一税理士事務所

コラム

Column

確定申告における控除とは?


納税額は所得に応じて決まるので、個人事業主や一定以上の所得がある会社員などは毎年確定申告をする必要があります。
しかし、中には税金が高すぎて支払いに苦労している方もいるでしょう。
実は、控除を受けることで納税額が軽減される可能性があります。
そこで今回は、確定申告における控除について解説していきます。

▼確定申告における控除とは?
確定申告をする際には、収入や支出などさまざまな項目を合わせて納税額を算出します。
しかし、一定の条件に当てはまると所得税から一部を差し引くことができます。
これを控除と言いますが、控除にはさまざまな種類があります。

■控除の内容
確定申告における控除の内容は、次の通りです。

・社会保険料控除
・医療費控除
・地震保険料控除
・障害者控除
・雑損控除
・小規模企業共済等掛金控除
・寄附金控除
・生命保険料控除
・ひとり親控除
・配偶者特別控除
・配偶者控除
・寡婦控除
・勤労学生控除
・扶養控除
・基礎控除

▼控除を受けるには手続きが必要
■個人事業主の場合
個人事業主の場合、次の控除を受ける際には手続きと証明書が必要です。

・生命保険料控除
・医療費控除
・雑損控除
・社会保険料控除
・寄附金控除
・配偶者特別控除
・小規模企業共済等掛金控除
・地震保険料控除
・勤労学生控除

■会社員の場合
会社員で次の控除を受ける場合には、確定申告が必要です。

・医療費控除
・雑損控除
・寄附金控除

▼まとめ
確定申告における控除とは、一定の条件に当てはまる場合に所得税から一部を差し引くことができる制度です。
中には手続きが必要なものもあるので、控除を受けたい場合は忘れないようにしましょう。
確定申告に関してわからないことがあれば、気軽に当事務所にご相談ください。