大萩眞一税理士事務所

コラム

Column

確定申告の期間について


個人事業主の方や副業で一定以上の収入を得ている方は、確定申告をする必要があります。
しかし、確定申告は期間が決められており、期間内に申告しなかった場合にはペナルティが科される可能性があるのです。
そこで今回は、確定申告の期間について解説していきます。

▼確定申告の期間
確定申告は、前年度の1月1日~12月31日までに発生した所得が対象となります。
そして、所得や必要事項を確定申告書に記入し、2月16日~3月15日までに税務署に提出します。
確定申告の期間は基本的に上記の1か月間ですが、何らかの理由でずれたり延長したりすることもあります。
確定申告後は期間内に納税し、問題なければその年の確定申告は完了です。

▼期限を過ぎてしまった場合…
■延滞税が発生する
延滞税は、提出期限から日数が経つほどに税率が上がっていきます。
そのため、確定申告し忘れていることに気づいたら早めに申告することが大切です。

■無申告加算税が発生する
無申告加算税は、税率が5~20%と人によって異なります。
ただ、期限日から1か月以内に申告している場合や、期限内に申告する意思が感じられる場合は無申告加算税は免除されます。

■青色申告できなくなる
確定申告の期限を過ぎていきなり青色申告ができなくなるわけではなく、まず控除額が65万円から10万円に下がります。
そして、2年連続で期限を過ぎてしまった場合に青色申告ができなくなります。

▼まとめ
確定申告は、前年度の1月1日~12月31日までに発生した所得を、2月16日~3月15日までに税務署に提出します。
期限を過ぎると延滞税や無申告加算税が加算され、さらには青色申告ができなくなってしまいます。
当事務所では、確定申告の業務代行やアドバイスなどを行っていますので、気軽にご相談ください。