大萩眞一税理士事務所

コラム

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確定申告と年末調整の違いとは?詳しくご紹介


確定申告と年末調整は、所得税を精算するものです。
では、両者の違いをご存知でしょうか?
そこで今回は、確定申告と年末調整の違いについて解説します。

▼確定申告と年末調整の違い
■確定申告は自分、年末調整は勤務先がおこなう
確定申告は、年末調整では処理できなかった所得とその他の所得を精算するものです。
一方で年末調整は、給与の所得税を勤務先が精算してくれます。
会社で働いていて、所得が給与のみであれば年末調整だけで済みます。
しかし、不動産所得や配当所得など給与以外の所得があれば、確定申告をする必要があります。

■給与所得のみでも確定申告が必要な場合
所得が給与のみでも下記の控除は確定申告をしなければいけません。

・医療費控除
・寄附金控除
・雑損控除

また、2ヶ所以上から給与所得がある場合も確定申告が必要です。

■年末調整の代わりに確定申告で済ませることはできる?
実際、年末調整は時間や手間がかかります。
しかし、雇う側が年末調整をしないで、代わりに従業員に確定申告をしてもらうことはできません。
例外は除かれますが、年末調整をしないとペナルティーが科せられる場合があるので注意しましょう。

▼まとめ
確定申告と年末調整の違いは、自分でやるか勤務先がやるかの違いです。
会社からの給与のみであれば年末調整だけで済みます。
しかし、給与以外の所得がある場合は、確定申告をしなければならないので気をつけましょう。
「大萩眞一税理士事務所」は、宮崎県にある税理士事務所です。
確定申告や年末調整についてご相談したいことがあれば、お気軽にご相談ください。